とんでもない右上がり

ジンバブエのインフレがすごいとのニュースが流れてたので、ちょっと調べてみたのですが、こんな感じ

 
上掲のグラフはジンバブエドルアメリカドルの為替レートの変化を表したもので、昨日触れたグラフの読み方的な話にも繋がりますが、注意して欲しいのは縦軸の単位。これは対数表記になっていて、つまり目盛りが1上がることは桁が1つ増えることに相当します。100円が1000円になるとかそんな感じ。そう思ってグラフを見直してみると、ものすごい勢いで上昇していることがわかります。なぜわざわざ対数表記にしているかというと、普通にグラフ引いたらこんなふうになっちゃうから。

 
現代の貨幣は信用価値がすべてですが、政治の失敗によってここまでガタガタになるものかと驚きますね。こういうのを目の当たりにすると、お金持ちが金庫に金の延べ棒を保管してたり〜なんてのも、冗談ではなく必要に備えてのことなんだなあと納得。