衆院選の夏

麻生太郎総理大臣が解散の予定を明らかにし、次期衆院選の投票日が8月30日にほぼ確定したようですが、この日はちょうどキャラホビの開催日とかぶっているため、一部のヲタにとっては「投票になんていけない!」ってことがあるかもしれません。あるいは8月最後の日曜日ということでいろいろと他の予定が入ってしまっている人も少なくないかも。


そんな人たちにお知らせしておきたいのが、期日前投票制度です。


これは、投票日当日に投票に行けない人が、前倒して投票できる制度で、理由はレジャーだろうが買い物だろうが何でもOK。公示日の翌日から投票日の前日まで*1の間に、期日前投票*2で投票できます。
地元の選挙管理委員会に問い合わせて、期日前投票所の場所と投票時間を確認して、投票所入場券を持って行き*3、その場で期日前投票宣誓書に記入するだけで、投票が可能です。


とはいえ、まだ公示日前なので、現時点では候補者はまだ名乗り出てませんが、過去の選挙で名乗り出てた人について調べておくことである程度の予習もできます。例えば、Wikipediaで選挙区名で検索すると、過去の候補者と当選者がわかります。


例)
wikipedia:岐阜県第1区
wikipedia:奈良県第2区
wikipedia:茨城県第3区


比例区については政党名ではなく候補者名を書くことができます。そうすることで比例上位の候補者にではなく名前を書いた候補者に一票を投じることができます。


最高裁判所の裁判官についてはこちらで。各裁判官がどのような公判に関わったかまで確認できますので、当日に投票する人も事前に投票する人も、時間があるときに目を通しておいたほうがよいかと思います。


投票率が低ければ、組織票の基盤を持つ勢力が有利になることは今回の都議選の結果を見ても明らかです。魅力的な候補者を当選させるためだけでなく、気に食わない候補者を落選させるためにも、ぜひとも投票するようにしましょう。

*1:最高裁の国民審査については、投票日の7日前から投票日の前日まで

*2:各市区町村に1箇所以上設けられます。

*3:持って行かなくてもいい場合もあるようですが、身分証明とか面倒になることもあるようなので、持って行ったほうがいいかも。