プラチナキティラー

サンリオがコミケに出展する件。


まあ、おねがいマイメロディなんかが割と大きいお友達向けだったりとか、そのほかの各種アニメ作品なんかでもキャスティングがガチヲタ向けだったりとかする事例を見るに、こっち方面に進む可能性は今までも少なからず見えていたわけで。
歯止めのきかない少子化傾向にあって子供向けの商売メインでは先細りが見えていたところ、ちょうど不景気ということも重なったので、これを機に金遣いのいいオタクたちにターゲットをあわせたってのは商業的には正しいと思う。それも付け焼刃のなんちゃって商法ではなく、例えば絵師の人選ひとつとっても、OKAMA黒星紅白、POPという隙の無いチョイスだし、販売するグッズにしても一発目としては外れの少ないであろう無難なラインナップだったりするあたり、現場レベルまで徹底された抜け目の無さがすげぇ。


個人的にはサンリオは国産キャラクターブランドとしてもっともっと広く高く評価されるべきだと思っているので、今まで築き上げてきた実績に胡坐をかくことなく攻めに出た今回の件は、かなり好意的に評価したいところ。ここからさらなる飛躍を遂げて欲しいです。