なんだかなぁ〜
國府田マリ子コピペの話。
自分も2ちゃんねるの声優板でこれを見た記憶があるけど、どこまで本気の内容なのかビミョ〜な気がする。國府田マリ子史的なものを勝手に語らせてもらえば、彼女の人気をブーストしてたはずのツインビーパラダイスは例のイベント中止事件以降は早々と縮小していって自然消滅し、コナミも積極的にアイドル売りする声優をシフトしていき(國府田→丹下→桑島→小西→田村)最終的に彼女とコナミは袂を分かつことになって、それ以後はアイドル声優路線よりも彼女自身のやりたいような方向性に向かいつつも、2000年ごろから声優としての芝居の仕事をほとんどやらなくなっていた(本人曰く「アニメに出たくともオーディション受からなきゃ出られないのよ〜」)ので、正直、結婚発表までの3〜4年は往年のような人気アイドル声優としてのオーラは完全に消えていたと思う。その頃にはファンも落ち着いてきており、熱狂的なファンも、彼女がまだ人気アイドルだった頃からの惰性で自分がそのポジションを貫いているということにはある程度自覚的だったんじゃないかと思うし、それでも気付かないフリをしてた、というような気がする。そうやって惰性で熱狂的ファンのフリを続けていた人たちにとって、結婚発表はファンをやめるためのいい機会になって、その際のポジショントークとして当該コピペのような捨て台詞を言ったんじゃないか、という印象が強い。
なんにしても、この話から導き出せるのは、声優にせよ何にせよ、自分が何かにハマっていることそれ自体をアイデンティティにしてしまうことはとっても危険ですよ、という一般論になっちゃうんじゃないかな。確かに対象が声優やアイドルであるぶん、危険度が高いというのはあるけども。