キラッ☆なのです


というわけで、ウチにもアルトレーネのフィギュアが到着したので早速開封して組み立ててみました。
心なしか、外箱の口を留めてるテープや、中のブリスターを留めているテープが、ほどよい粘着力になっていて剥がしやすくなっていたような。こういう細かいところでの改善もユーザにとってはありがたいことですね。
で、今回ほど組み立てるのに苦労した神姫も無かったです。いや、むしろその苦労こそ楽しいからいいんですけどね。非常に複雑な構造ゆえに、組み立ててみて初めて解る副腕やスカートを目の当たりにするにつけ「こうなってんのか、スゲー」と関心しきりでした。そして完成した姿はカッコよすぎてチビる。
不満点があるとすると、唯一、副腕の肩幅が狭いこと。副腕の肩の前面を完全に正面に向かせる位置まで動かすだけで素体の肩や頭部アーマーと干渉してしまうため、副腕の肩は少し開き気味にしないとうまくポーズが付けられなかったり。副腕の肩の付け根の部分にシリンダー状の伸縮機構を加えて肩幅を調節できるようにしていれば、この辺の問題もクリアされたかと思うのですが、まあ製造コストの問題とかもあるでしょうからこれ以上は複雑化できなかったのも仕方ないですかね。


そしてバトルロンド方面。こっちでのアルトレーネは、意外や意外、攻命特化型の神姫として登場しました。クロスクロス的な汎用神姫を予想していたので意表を突かれた感じですが、攻命特化型は初心者でも育てやすい型ではあるので、アルトレーネを購入して始める人にとってはちょうどいいかもしれません。特にフィギュアのアクセスコードを入力すると24時間プレミア扱いになる特典までありますし。ただ、演じている中島愛については、けっこう賛否が分かれている感じですね。自分としてもちょっとイメージと違う気がします。
アルトレーネの武装は、バトルモード含め対LPSP型を想定した形になっているような印象ですね。消費SP150で移動スキルが使えて、かつメカ属性で魔法軽減が付けられるのはでかいですし、バトルモードが発動すれば半減盾などを無視してダメージを通すことができるという素晴らしさ。ただ、本当にLPSP型とやりあうことを考えた場合、専用の剣2刀が9ヒットになることをふまえても、相手がコイン+メギンデモクロで来たらバトルモード発動はせいぜい6ターン目くらいで、たぶんそれでは遅すぎるでしょう。ちょっと研究してみるつもりではいますが、そうそう安直に対策とするのは難しいように思われます。
個人的に残念だったのは、リアパーツの腰アーマーと翼とを同時装備させられないこと。フィギュアではできるんだから再現して欲しかったですね、性能だけでなく見た目も含めて。あと剣と大剣を接続したダブルブレードも無いし。リアパーツの可動部位がたくさんあるのはとてもがんばったと思うんですが、やっぱりそのへんの、フィギュアでできることの取りこぼしがあると、もったいない気分になりますね。


今回の更新では他にもいくつかアイテムが実装されています。
まず和風大剣ですが、攻撃スキルの効果が回避ダウンのため、対回避型に使っていきたいところですが、通常攻撃での命中補正がやや頼りない感じ。攻撃レベルより命中レベルを多めに割り振ってる神姫に使わせるのがよいでしょう。
ビームブーメランは、通常のブーメランよりも少し性能が上がったと同時に攻撃スキルが付いた感じ。このスキルはSPレベルの低い序盤から使っていけるので、SP育成がしやすくなる反面、このスキルが付いているおかげで高レベル帯では逆に使いにくくなる、というジレンマも。
イカロスの羽根は、既存のものの単なる色違いなので、まあ同じように使われていくでしょう。


しかし、フィギュア発売と同時にバトルロンドに実装されたアルトレーネに比べて、未だに実装されていない神姫たちの不憫なことといったら・・・。9弾・10弾の合体機構をゲーム中で再現するのが難しいとしても、LA2弾・3弾くらいは実装してもバチは当たらないと思うんだ。