シスナスこひメリ!


今月発売の模型誌には何ら前情報が無かったから何も無いもんだと思ってたらライトアーマー軍団全機実装完了のお知らせ。これは素直に嬉しい。CVはいま売り出し中の声優さん達のようで。


バトルロンドの現環境について改めて整理してみると「防御型息してない」の一言に尽きる。仮想敵との相性をざっとまとめると、遭遇頻度順で

  • 貫通対策を怠る → 火星大剣くらって死亡
  • 打撃半減&SPダメ対策&対ダウンを怠る → ライトヘラクレスくらって死亡
  • 音響対策を怠る → 琴くらって死亡
  • BM対策を怠る → アイネスBMくらって死亡
  • 投擲半減を怠る → ヤタガラスくらって死亡

全方位に対策張る必要があるのでかなりツラい。特にキツいのはやはり火星大剣で、回避型を捉えられる命中精度を保ちながらダメージレースをするには相手の火力が高すぎる。貫通対策として決定的なのは強化アイゼンとインセクトコーディネートだけど、前者は流通数が少ないし後者は今のところ現実的ではない。「カブクワ早く来てくれー」というのが防御型使いの誰もが思うところだったわけだけど、今回の実装でどのようにバランスが変わったか。


まずはナス子ことブライトフェザー。見た目は回避型っぽいのに性能は防御型という謎仕様。相手のレベルを参照して攻撃力が上がるタイプの攻撃を多く持っているのが特徴ですが、通常のレベル150帯ではSP250で750ダメージ・SP600で1500ダメージくらいなので、凡庸な性能に留まります。その観点では上記のメタゲームを崩すには至りませんが、ダイヤ帯になると話は別で、レベル210なら同じSP消費で1050・2100、レベル330なら1650・3300となり、歴代最高のSPvsダメージ効率の優れたスキルになります。今後ダイヤ帯の環境を考えていく上ではこれらのスキルが重要な起点になっていくことでしょう。それ以外のところでは、ボディアーマーが打撃半減を持っているにもかかわらずクラス制限もレベル制限も無いので、今後Cクラスでは打撃武器を控える傾向になっていくかもしれません。羽っぽい剣は、射程が異常に広くて命中性能が高いので、不動要塞にとって使いやすい武器ではあるかも。
相方のシス子ことハーモニーグレイスも防御型志向で、回復効果を伴うスキルを多く持ちます。目玉はやはり十字架ランチャーで、燭台と組み合わせれば全ての距離をその攻撃スキルの射程に収めることができるうえ、ダメージ効率も悪くありません。仮に、このスキルでSP500消費し1000ダメージ与えたとすると、500回復して(近・中距離なら)相手のSPを20%(だいたいSP200ほど)削る効果まで踏まえると、ダメージレース上では実質的に2200点ぶんに換算できて、他方で火星大剣がSP300で1500前後だから、それほど遜色ないと言えるのではないかと。何らかの形で貫通軽減を持たせれば、ダメージレースで勝てる可能性があり、上記のメタゲームを覆せる可能性があるかと思います。問題があるとすれば通常攻撃の性能があまり思わしくない点で、遠距離回避型相手には外しまくることにもなりかねないから、このランチャーを使った対近中距離用の装備セットとは分けて対遠距離用セットを組むべきかもしれません。それ以外のところでは、ウェストアーマーの持つ防御スキルは歴代最高の回復性能を持ちえますが、防御型でそれをやると決定打に欠いて引分け量産するハメになりそうで、おそらくイカロスの羽ともどもSP育成用の装備としてのみ定着するのではないかと思います。
こひるとメリエンダは命中に特化した回避型。今までクッキング属性はアーマーの選択肢がほとんど無かったので、この2体の実装により大幅に強化された印象。こひるの武器はいずれも準備が短く、命中性能を威力に転化できるスキルを備えているので、命中回避型には使いやすいものばかりです。対するメリエンダは、複数の装備を組み合わせた合体スキルと、射程の異なる通常攻撃とスキルが組み合わさった武器など、ややトリッキーで扱いにくいかも。そのかわり移動スキルを持っていることと、素体の機動性能と環境性能が優れているのが強みですね。
一度に4体も追加されたことで、今後メタゲームで大きな変動が起こりそうで楽しみです。


フィギュアのほうは、今月はリペ版アーンヴァルMk.IIとストラーフMk.IIの発売があったのですが、コナミスタイル発注ぶんがまだ届かない・・・。あみあみで発注したぶんは、同じ佐川のはずなのにきちんと届いてるので不思議と言えば不思議で、どうやら発送自体を止めている模様。4月に入れば順次発送とのことなので、気長に待つとしますか。