クレーマー代弁大臣

蒟蒻畑が販売中止される件。
つか今回のは製造業者側の非はほとんど無いと思うんだが。以前にも事故があったために、「丸呑みしないように」1カップの大きさを大きくしたほか、「子供や老人は食べないように」との注意書きもパッケージの表に目立つように表示する、など充分な対策が既になされているわけで。
事故の原因を安易に製造者に求めようとする風潮と、その風潮に安易に乗っかって手っ取り早く実績作りをしようとする野田聖子消費者行政担当大臣は、マジ自重して欲しい。消費者行政担当大臣というポストは、本来ならば現在進行中の汚染米だとか中国製汚染食品だとかみたいな大規模なコンプライアンス違反を是正するための行政の必要があって出来たのであって、今回の事故のように製造者責任が既に充分に果たされているような事例で製造者を吊るし上げるための消費者行政なんぞを求めたわけではないですから。汚染米に積極的に口挟めない・挟みたくないくせにこういういらんとこでしゃしゃり出るのは無能な働き者すぐる。
ここで方向性を誤ると、消費者行政担当大臣というポスト自体が今後も単なるクレーマー代弁者的な立ち位置に落ち着くだけで、本来の目的を全く果たさないお飾りに成り果ててしまうだろうことは明らかなだけに、それを自覚せずにクレーマー迎合な路線を取った野田聖子大臣は、次の選挙でやめてもらったほうがいいかもしれませんね。岐阜1区の人は今回の件も考慮に入れて投票行動を取っていただきたいです。