妖精伝承を連想した

ガンダムウォーの拡張セット「戦場の女神2」が発売になりました。
このセットは、タイトルどおり、女性キャラをフィーチャーしたセットとしての第2弾にあたるわけですが、前回そこそこ好評だったキャラGを発展させてグラビアGなるものを導入しています。これは、イラストを大きくした他、人気の絵師に依頼してイラストを描いてもらったというもの。これで売り上げ向上に繋がるのならメーカーもプレイヤーも両方ハッピーではあります。
しかしこれらグラビアGは1箱に2枚しか入っていないという希少度であるうえ、ガンダムウォーにおけるGというのは1デッキあたり12〜18枚ほど入れるのが定石。つまり需要に対して供給が非常に細いため、価値の暴騰が凄まじいことになっており、実際ヤフオクでは七瀬葵の描いたラクスの白Gが1枚6000円で取引されていたりします。白デッキは基本Gを15枚程度必要とするので、このレートだと揃えるのに90000円かかる計算です。
このセットは1箱4500円なので、そんな高いレートのシングル買いで揃える努力をするよりは箱買いしたほうがよいという判断もあってか、おかげさまで箱が飛ぶように売れてるそうです。まさにメーカーの計画通りの展開なのかもしれませんが、かように箱が大量に捌かれるとグラビアG以外のカードが大量に出回ることになるため、グラビアG以外のカードの価値は暴落しつつあります。ここまで極端に価値の格差が生まれてしまうと、トレードがまともに成立しないような状況になってしまったりもして、あまりいいこととは言えないような・・・。もうちょっと緩い封入率でも良かったんじゃないかなあとか、次回以降は検討して欲しいところです。