きれいな悪意

言ってるそばから、混乱に乗じたミスリードに努める毎日新聞の件。以前にも書いたとおり、今回の件には児ポ法は関係ねーから!天然にせよ故意にせよ酷すぎるお説ですこと。

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と、これだけで終わるのはアレなので。
小学生への痴漢の裁判を傍聴してきたスレについて。


正直、こういう話を見聞きするたびに犯人に対する激しい怒りがわきますが、スレに居合わせた人たちも怒る人が多かった様子。


で、改めて考えてみるに、「エロゲ愛好者は性犯罪者予備軍!」とか煽る人たちって、人々の持つこういう素朴な義憤の矛先を、エロゲを嗜んでるだけの(犯罪などしていない・するつもりもない)人たちへと向けさせようとしてるってことなんだよね。実際に危害を及ぼしているか否かという点では、性犯罪者とエロゲ愛好者なんて、猟奇殺人者と猟奇映画愛好者くらいの差があるはずなのに。それを意図的に混同させようとしてるのなら、もう立派な悪意なんじゃないかな、エロゲ愛好者に対してだけじゃなく、その義憤を持つ人に対しても。誰にも批判されないきれいな建前があるから“善意の人”という扱いでいられるんだろうけど、やってることはものすごく悪趣味な気がする。