あれから1年

そういえばちょうど秋葉原通り魔殺人事件から1年たった日曜日だったんですね。もう1年とも、まだ1年とも感じますが。


痛ましい事件を風化させないってのは、その反省なり教訓なりを忘れずにいることで再発を防ぐ・今後に活かすという側面があるけれども、この事件に関しては理由無き凶行みたいな性格が強いからか、どうにもやりきれない気持ちが先行してしまいます。今後の公判を通じて、また何かしら見えてくるものもあるでしょうし、その意味ではまだ何一つ決着のついていない事件だということでしょう。


で、マスコミもこの事件について改めて触れていたりするわけですが、その撮影のために献花をいじってるとかなんとか。死者に供えられたものに手をつける神経が理解できない。だいたい報道するうえで必要なことだとは全く思われないし。


ネットはネットで被害者のことをネタとして消化してる(現在は削除済み)連中もいるみたいだし。


まあ、人間のクズは社会的地位の上下を問わずどこにでもいるってだけのことなんでしょうけど。こういう事件に対してくらいは、みんなもっと誠実になろうよ。