不毛な車両取り合戦
与党の女性議員たちがキッズ車両とかいう頓珍漢な主張をしてる件。
混雑時間帯における児童の安全確保とか、お題はいいにしても、だったら混雑そのものの解消方法を検討しろよ、と思う。限られた本数の列車の限られた車両を奪い合ったところで、その争奪戦に敗れた層がさらなる苦境に立たされるだけじゃん。この議員たちはまず一番混雑する時間帯の一番混雑する列車に乗車するのを自身で体験してみて、そこからさらに車両一両ぶん乗客密度が上がるとどうなるかを想像するところからはじめるべき。
痴漢や痴漢冤罪なんかも、結局は列車が混雑することが主因なのはわかりきってるのに、なんでそこに着手しようとする政治家がいないのかが不思議でならない。暴論を承知で言えば「フレックスタイムを導入しない企業の法人税を引き上げる」ってだけでもかなりの混雑解消になりそうな気がするのだが。*1
