批判の自由

児童書の表現内容にも口うるさく批判する動きが。と言っても、ヘタリアの件のときと同様で、表現内容に対して「子供向けとしては不適切ではないか」という批判に対して、表現者側が「批判は真摯に受け止め販売中止します」という流れなので、弾圧の類では無いように思います。
ちなみに批判の大元はこちらで、出版社側のアナウンスはこちら
未成年者を対象とした教育効果を期待した児童書である以上、表現内容の是非について厳しい見方が出てきてしまうのもわからなくはないし、そのような見方に基づく批判もまた表現の自由の範疇なので、こういうことが起こるのは正常だと思います。この件について批判者に対し反論したい人は「弾圧だ!」などと言って彼らの批判を封じようとする*1のではなく、彼らの批判がいかに的外れかということを論じるべきでしょう。

*1:それこそ相手の表現の自由を蔑ろにする態度です。