俺の顔面ブルーレイ

昨年報じられていた東芝のブルーレイ参入の件ですが、ここにきて具体的な内容が明らかになりました。が、しかしこれは・・・

今回発表のブルーレイVARDIAは、Blu-rayレコーダのエントリーモデルと位置付けられており、従来のDVDレコーダ「VARDIA(RDシリーズ)」とは異なるプラットフォームで設計されている。REGZAからのHDMIリンクによる録画予約などのシンプルな操作を訴求しており、「大容量HDD搭載」、「BD録画/再生」、「レグザリンク対応」の3つの要望に応えたとする。
そのため、従来のVARDIAシリーズと同等の編集機能やネットワーク機能等は搭載していない。また、HD Recで録画したDVDディスクとの互換性も無い。編集についてはチャプターマークの追加・消去や、イン点、アウト点を指定したカット編集が可能だが、フレーム単位の編集やプレイリストの作成はできない。また、スカパー! 連携/CATV連携機能も備えておらず、RD-X9などで搭載していたUSB HDD録画にも対応しない。

東芝、Blu-rayレコーダ「VARDIA」3モデルを2月発売 - AV Watch


公式サイトの機能比較表を見ても×ばかり。今まで「東芝製レコーダーがイイ!」って評価してた人たちは、これらの機能をこそ重視していたわけで、ただ単に販売元が東芝だというだけの貧弱製品を出されても買う気は全く起きないでしょう。少なくとも私はそう。
つか、これで商売が成り立つのかな?ぶっちゃけ、何も下調べもせずに電気屋に来たお爺ちゃんお婆ちゃんに「液晶テレビREGZAがいいですよ〜レコーダーは同じ東芝製のVARDIAなら連携が取れるのでオススメです」って言って抱き合わせて売りつけるような酷い場面くらいしか思い浮かばないんだけど。そのために(貧弱機なのにもかかわらず)VARDIAの名前を冠することにしたんだろうし。RDナンバーを与えなかったところに東芝の技術者サイドの良心が垣間見えなくも無いですが、それにしても、ねぇ。


他方で、PS3の機能を拡張して地デジ録画機能を付加できるオプションが発売になるとか。ブルーレイへの保存はできないようですが、USBHDDへの録画機能を備えているので「メディアには焼かない」「USBHDDを大量に使い回す」というスタイルでの視聴なら、これで十分かも。


2ちゃんねる情報では、秋ごろには正式なRDシリーズのブルーレイレコーダーが出る、なんて話もあるし、非常に悩ましいけど、ここはもうしばらく様子見かな。その間は、恋姫無双BD-BOXは部屋の装飾品のままということか。