パカパカ禁止

雑記


映画館では携帯電話の電源を切りましょうというお話。けっこう酷い言い合いになってるっぽいけど、こういう言い争いを抑止するために「（どんな事情であれトラブルの元になるから）携帯電話は切れ」って映画館は呼びかけてるんだと思うけど？


自分はと言えば、上映中はできるかぎりおとなしくするべき、とは思ってる。上映前にトイレは済ませて可能な限り上映中に席を立つことがないようにするし、携帯電話を切っておくのはもちろん、上映中は何も飲み食いしません。自分の座り方が前後左右の人に迷惑をかけていないか気を付けるし、疲れて姿勢を変える必要があるときもできるかぎり音を立てないよう・後ろの人の視界を遮らないようにする。


それを他人に押し付けるつもりは無いけど、安くないお金を払って同じ映画を見るのであれば、程度の差こそあれ、誰しもがそういう感覚を共有してるもんだと思ってたけどなあ。だってもったいないじゃん。わざわざ時間の都合をつけて映画館まで来て、お金まで払ってるのに、家でテレビ見るのと同じような感覚で消費しちゃうの？じっくり鑑賞したくない？


まあ自分がそう思うのは、自分が映画を見るに際してまわりのノイズを気にしてしまう性分だってのもありますけど、幸いなことに、今までアニメ映画を見てきた中では、上記リンク先で語られているような酷い客に居合わせたことはありません。トイレに立つ人もほとんど見かけない印象なので、もしかするとアニメ映画を見るような層＝オタクは映画を静かに集中して見る傾向が強いのかもしれませんね。個人的経験の範疇からの推測ではありますが。


そういう意味では、映画に対する温度の差によって確執が生まれるのも無理ないかなあという気がしないでもない。アニメ映画でもハルヒなんかはコア層とライト層が同居することになるためかちょっとした騒ぎになったくらいだし（自分が見たのは封切後しばらく経ってからの平日だったので助かった、のか？）。
であれば、双方ともそういう対立が起こりうることを意識した上で、少なくとも映画館側から提示されているマナーを守るようにすることが、最低限の妥協点なんじゃないかと。