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椎名高志氏があーや叩きする層を挑発したとかなんとか。後になって挑発の意図を自ら認めて謝罪してるんだし、そこは氏も誠実な対応してるんじゃね?と思うけど。


あんま関係ないけどさ、魔法少女まどか☆マギカってあるじゃん。いま流行のアニメ。あれ見てて、ふとアイドル声優の業のようなものがダブって見えるときがあるんだよね。いや、細かい構図まで追ってったらぜんぜん違うのは明らかなんだけどさ、例えば


声優事務所「僕と契約してアイドル声優になってよ」


って書くと、なんかしっくりこない?
アイドル声優になればアニメの主役に抜擢されたりラジオのパーソナリティを任されちゃったり自分が歌うCDなんかも売れちゃったりする。輝かしい何かを世に送り出すことができる。でもその反面、永遠の少女的な偶像として振舞うことが求められ、ありのままの自分をさらけだすようなことは許されず、その偶像性を欲望するオタクどもの矢面に立たされることになる。多くの“ファン”に囲まれながら、“ファン”に求められるのは本当の自分ではなく、作られた偶像性のみ。その重さは、おそらくアイドル声優になってみてはじめてわかるもの。どうして教えてくれなかったのかって?訊かれなかったからね。
魔法少女がそうであるように、アイドル声優もまた、その役回りを担えるか否かは個々人のメンタリティに大きく依存しているように思う。アイドル声優を“演じる”ことを苦もなくできる人には幸せかもしれないけど、そうではない人にとっては地獄かもしれない。早い段階でミスマッチに気付いて方向修正できればいいけど、それもまた当人の立ち回りや周囲の環境次第だからねぇ。そして何より、新人声優はアイドル声優として売り込まれるのが不可避だったり、そうでなくともファンが勝手に偶像化して祭り上げたりすることもあって、役者としてだけ声優の仕事に取り組みたい若手までも偶像性を求める風潮から逃れられなかったりするからどうしようもねぇ。


あんま悲劇的なほうにばかり脚色するのも偏ってるって自覚はあるけども、実際のとこ声優に対する心無い声が多すぎるとも思うんで。


特にオチは無い。