死人が出たのを誤魔化すか


ハムスターの餌のお爺ちゃんの事件が起訴猶予らしいけど、その理由が時効だからってどーゆーことやねん。財布が本人のものだなんてのは調べりゃすぐに分かる話で当時から認識してたはずだし、誤認で制圧して殺しちゃったってのも明らかなのに、それを隠蔽したくて今の今まで引っ張って時効にしたとしか思えない。警察は自分らの保身のためにまともに捜査しなかった(女が捕まって真相が明らかになったら警察の失点になるので本気で捕まえようとしなかった)んではないかなんて憶測も流れてるようだけど、今回の対応見てると本当にそんなふうに思えてくるから困る。
警察とはいえ人間のやることだから、間違いが起こってしまうのもしょうがないけど、そのことについての責任を負わなければならないのもまた当然のこと。もし現場の警察官一人一人の責任を問うことが捜査の萎縮に繋がると言うなら、組織として責任を取るやり方もあるわけでね。いずれにしても、間違えたことは認めて責任を取るという姿勢を貫徹しないと、「間違えちゃっても誤魔化せるからいいや」で強権を振るうような、いわば権力の暴走とも言えるような状態になりかねないでしょ。つか今回の事件後の対応こそまさにそういうふうに見えてしまうくらいで。
もうさ、判検交流なんかさっさとやめて司法の独立性を高めるとかだけじゃなくて、警察・検察の不正を独立に調査し告発できる公的機関を別系統で立ち上げるとかしないと、この国の警察権力の腐敗っぷりは浄化できないんじゃないの?