ドクターの坊や(笑)


バトスピは、フローラかわいい。しかし正直どのあたりに落としどころを持っていきたかったのかがよくわからん話運びではありましたが。
お互い白緑の同系対決ではあったんだけど、教官のほうがより新しいカードが入ってる関係で終始有利な試合運びだった感じ。ホウオウガとか全く活躍できんかったしなあ。そういう意味じゃ、プレイングよりもデッキ構築の段階でほぼ勝負が決まっていたようなもので、見ててあまり面白みのある試合ではなかったかも。こういうあからさまなデッキの優劣をつけるよりかは、互いの性格を反映した調整のなされたデッキでぶつかりあってプレイングやドロー運で勝負が決する展開のほうが面白いと思う。
来週はバローネ様が袂を分かつみたい。混乱と不安の渦中にある魔族たちを糾合すべく、対人類を御旗に掲げて立つとかそんな流れなんですかね。んでもってそれも本意では無い的な感じで。まあどうでもいいや。


ゴーカイジャーは、マベちゃんやりおる。「欲しいものは全部手に入れる」ってのは、まあありがちではありますけど海賊というモチーフにも合っててなかなかよかったかと。
でも何の説明も無しに、前回ボロ負けした相手に勝てちゃう展開ってのも、ちょっとご都合っぽくてよろしくない気もしますね。とってつけたようなモノでもいいから、勝てちゃう理屈ってのを用意しないと、「じゃあなんで前回負けたのよ」ってことにもなるし。
来週も新キャラ登場?どうやらこのキャラが6人目の戦士として加わるようで、そうすると近いうちにバスコさんはレンジャーキー全部奪われちゃう展開なんでしょうか。まあ現時点で15個とか奪われてるので、涼しそうな顔しながらも実質的には完全にカマセだったって感じですがw


仮面ライダーオーズは、伊達さん裏切りの巻。自分が死ぬのが早いか、1億稼げるのが早いか、という状況ではドクターの誘いに魅力があるのもわかるけど、ドクターやカザリが現金で1億を持ってるかどうかって怪しくない?そこはもっと疑ったほうがいいんじゃね、とか、全人類の敵であるカザリたちに加担するぐらいなら、バースの力を使って銀行強盗でも何でもするほうがまだマシじゃね、とか、そのへんちょっとモヤモヤしますね。まあ、裏切ったと見せかけてホントは裏切ってなかったのさ的な展開なんだとすればアリではありますけど。
来週はいよいよ後藤さん変身の巻?こんだけ期待させといて変身しなかったら怒るぞw


スイートプリキュア♪は、響ママはパパよりはまともだった件。しかし唐突に「響のピアノと世界の舞台で共演したい」とか言い出して、響がそっくりそのままそれを自分の夢として語り出しちゃったときは、親に押し付けられた夢を自分の夢と思い込んで頑張っちゃう子供の悲哀を見て(ノ∀`)アチャーな気分にorz
まあ好意的に見れば、ピアノをまた好きになりかけてる響の背中を押すために言った、とも取れなくはないけど、そこは普通「今度はいっしょに演奏したいな」くらいに留めておくもんでしょ。もし本心でピアニストになってほしいと思ってたとしても、今までの(ピアノをやめてしまった)経緯を考えれば、響がまたピアノを好きになって自分からピアニストになりたいと自然に思えるように、徐々に徐々に仕向けてくべき(その結果として最終的に響がピアニストを目指さなかったのなら諦めるべき)だし。なのにいきなり「ピアニストを目指しなさい」と受け止められかねないことを言っちゃうのは、響自身とても素直で両親の言うことをかなり真に受けちゃう性格であることと合わせて考えると、めちゃくちゃ無神経というか失敗から学ばないというか、いやホントにあなた響のことちゃんと見てますか?と問い詰めたい。
どういうふうに制作されたかを想像するに、シリーズ構成上で「響が久しぶりに母に会ってピアニストになる夢を持つ」とか書かれてるのを、何も考えずにテンプレ的に脚本に落とし込んだ結果こうなったんだろうけど、いくら何でも雑すぎると思う。以前の回では「音楽に目的はいらない」って主張してて、今回においてもママが音楽家を志した経緯を「ただ奏でることが楽しい」というところを原点にしてたことを考えれば、そのママが響に対してピアニストになることを期待するのは不自然(せいぜい「またピアノを好きになってくれてよかった」と思う程度のはず)だし、ピアニストになることを目的化して音楽に取り組もうとするのを肯定的に描くのは「音楽に目的はいらない」という主張とも矛盾するでしょ。
1クール過ぎてもこの調子じゃあ、今後もこういう酷い回が少なからず出てくることが予想されて、暗い気分になるわ。