えーじー


機動戦士ガンダムAGE発表会が開かれ公式サイトも開設された模様。


ストーリーの説明とか見るに、今のところ宇宙世紀から続く話として位置づけることも可能なようにはなってるのかな?ただ、古代のモビルスーツが現代兵器よりも強いという設定は、FSSやキングゲイナー、同じガンダム作品で言えば∀ガンダムのように、人類の技術水準がピークを過ぎてしまった後の世界の話になるはずなので、そこがうまく描けるかどうかが気になるところ。あと発表されてるガンダムのデザインはダサいダサい言われてるようだけど、これ形式番号のAGE-1って表記からして代替わりするごとにAGE-2とかAGE-3とかってデザインが変化してくんだと思うから、まだ慌てる時間じゃない、と思う。


このタイミングで子供向け路線をガッツリ投入してくるのは、ファンの若返りを狙ってのことだというのはほぼ明らかだけど、仮にこの作品がヒットしたとしても、これ単体で完結してしまう作品では後々の展開に繋がっていかないと思うんだよね。初代ガンダムが生まれて15年ほどの間、U.C.という同一の世界を舞台にシリーズを展開していたからこそファンの継続性が生まれてブランドになっていったと思うので、もしこの作品を皮切りに新しい世代のファンの定着を狙うなら、やはり(A.G.ならA.G.という)同一の世界を舞台にしたシリーズとしてある程度の期間は継続して展開していかないと、(SEEDや00ですらそうであるように)「宇宙世紀以外の1作品」という受け取られ方で終わっちゃって、「新たな正統」という位置付けになるのは難しいと思う。
まあ始まってもない内からこんなこと言うのも余計だけど、新世代のためのガンダムを作り新しいファンに定着させたいなら、サンライズバンダイともども、腰を据えて展開していく必要があるのは確かなのではないかと。


それ以前にシナリオを不安視する声もあるようで、そもそも作品の善し悪しは蓋を開けてみないとなんとも言えませんな。まず見てみないと。