支援すっか


自民公明はまたも児ポ法の強化案を国会に提出しようとしてるとか。
今回規制推進派がしかけてきた急な展開にも、反対派の有志の方々が足を運んで各方面への働きかけを行なってくれたおかげで、規制推進派の望むような乱暴な決議に至ることだけは回避できました。動いていただいた方々には頭が下がりますし、その声をきちんと聞いてくださった議員の方々には本当に感謝しきりです。
その一方で、宮崎タケシ議員のツイートが波紋を呼んでいて、陳情メールも丁寧な文面でなければ反感を買うし、そもそも日頃から議員への顔繋ぎをしてなかったら聞く耳を持ってもらえない、という問題がクローズアップされている様子。ただねえ、だからと言って黙り込んでしまったら、反対意見は無いも同然に扱われてしまうわけだから、メールしかできない人はメールをやめるという解は無いしねえ。もちろんメールの出し方や書き方には一層の注意を払ってほしいですし、できることなら日頃から議員さんのブログなんかにコメントを書き込むなどしてできるかぎり好意的な関係性を築けておけるのが理想ではありますが。


あとはまあ、実際に動いてくれている人たちに金銭的支援をするとかですかね。自分はすぐに動ける立場ではないので、せめて寄付くらいはしたいと思います。幸い夏のボーナスも出るみたいなので、そこからいくらかは出せるかと。
本当は、こういう団体に対して出版社等の業界が資金提供したり、あるいは業界自身がなんらかの組織を立ち上げて専従的に対処したりしてほしいんですけど。都条例の際にあれだけ活発に動いてくれた角川書店はじめとする方々も、今後はこういう問題に継続的にコミットしていただきたい。そっち方面にもメール送っとくかな。


より大きな戦略としては、今のところ民主党案を出すまで審議は保留という状態に持ち込まれてはいるようなので、よりよい法案を民主党から出してもらえるように動くのがいいでしょうね。好材料として、直近で京都府で進められている条例の検討報告が、児童保護を目的とした(社会風紀の維持を目的としない)内容になっており、その当然の帰結として創作物規制を否定している非常に素晴らしいものになっているので、これを是非とも参考にしてほしいと思います。