○○トリガーゲットってか?


作品単を支援するとかいうネグザの新要素はブシロード製TCGでおなじみの坊主めくりルールだったようで。この種のルールって個人的にはあまり好きじゃないんだけど、好き嫌いを抜きにして考えても、ガンダムウォーに導入するのは無謀だと思う。
いま放送/配信されているヴァンガードのアニメなんかを見ててもわかるとおり、プレイヤーが何らかの行動を選択した後にその結果が(山札トップという)乱数要素で左右されるというシステムだと、その乱数要素が最悪の目になった場合を想定して動くのがプレイングの定石になるんだけど、もし乱数要素の触れ幅が大き過ぎるとそういったプレイングではカバーしきれなくなるんだよね。加えて、そういうシステムでは山札操作系カードはその乱数要素を大きいほうへと容易に偏らせることができるから、そのへんをうまく調整してやらないと簡単にバランス崩壊する。
で実際、記事中にも書かれてる通り、ネグザの坊主めくりでは4国域のユニットが倍以上のサイズになりうるカードデザインのようなので、その可能性を想定するプレイングとか普通にムリくさい。そして今までのカードがほぼそのまま使えるとしたら山札操作系のカードは山ほどあって、必要なとき必要なゲインを準備できるデッキは少なからず出てきそう。となるとおそらく最適解は「できるだけ交戦しない」になり、敵軍ユニットはコマンドで対処、自軍ユニットは防御されないように出撃させるという、とてもシケたゲームになりそうな悪寒。
ブシロードTCGが一定の成功を収めてるもんだからマネしようと思ったのかもしれないけど、これはちょっとやっちゃったんじゃないかと・・・。