やるなら本気で


被災地の児童に手作りノートを送る大学生の件。スレ内で指摘されてる通り、物質的・実用的な面に限って評価するなら、2万冊も手で製本するよりは、その労力をバイトなりに注ぎ込んで得たお金で市販のノートを買って送るほうがいい(というか、現地での物資供給が回復しているのなら、ノートに換えずにお金のまま寄付したほうがいい)。
コメ欄では「手作りのメッセージが精神的な助けになるから意味があるんだよ」と主張する人もいるようだけど、その観点で言うなら、当然、児童が被災した場合に陥る精神状態についての研究等を調べて、どのようなメッセージやデザインが最も効果的で好ましいか検討したうえで製作してないとダメだよね?教育学部に通う大学生なんだし、それこそ大学生という立場で本当に「自分達にもできること」なわけだから、そのくらいやってて当たり前だよね?まあ実際のところどうなのかはわからないけど、もしそういうことをせずに「こういうデザインなら元気が出るはず」という主観で製作したのなら、大学生のやることとしては程度が低すぎるし、スラックティビズムとの謗りを受けても仕方ない気はする。