りゅーせーけーん


今日から始まった聖闘士星矢Ωは、いろんなとこでハートキャッチプリキュア!って言われてるけど、確かに馬越の絵柄が強いとはいえ、荒木&姫野の雰囲気もよく出ててよかったんじゃないかな。しかし星矢やシャイナさんや辰巳はオリジナルキャストなのに、沙織役にゲストとして中川翔子をあてたのはよくわからん。もっと喋らない役ならまだしも、めっちゃ喋ってたしなあ。それなら逆にオリジナルキャストにこだわらんでもよかったのに、とか。なんにせよ、2010年代のアニメで小山茉美さんの悲鳴が聞けるとは思ってもいなかったわw
聖衣を運ぶのが四角い箱じゃないのは妥協するにしても、せめて聖衣が星座モチーフの像から鎧に変わる描写は入れて欲しかったかなあ。そして黄金聖衣をまとって登場した星矢のことをマルス黄金聖闘士と呼ぶなら、サジタリウス扱いのはずのところどうしてペガサスと呼んだしw
まあ違和感無くも無いですが、しばらくは期待して見ましょ。


バトスピは、幻のカード探索編に突入?世界大会に行くって流れだったはずなのに唐突というか、ちょっと迷走してるような。まあもしかしたら修行編みたく2話か3話で済むような内容なのかもしれないけど、潜水艦がどうのうこうのだとか、歴史上の英雄が手にしていたカードだとか、話を無理矢理に大きくしすぎじゃないかね。


ゴーバスターズは、早くも基地を襲撃される展開。公に活動してる組織ならその所在も割れやすい(出撃の経路とかも特に隠蔽してたわけじゃないし)ので、まあ必然的な展開ではありますが、戦隊モノのお約束に照らすと意外に早かった感じですね。
そして初登場のゴーバスターオーでしたが、なぜ合体中に攻撃されても大丈夫なのかとか、なぜ安全に合体してから戦闘に入らないのかとか、戦隊モノにまつわる一般的な疑問にもひとつずつ理屈付けするあたり、この作品らしさが出ててよかったです。
しかし肝心の合体形態そのものはあんまりカッコよくないかも。四肢が大きめなのは割と好みなんですが、胴体も合体によってそれ以上に肥大化してしまうため、ただ太ってるだけに見えちゃうんだよな〜。足もガニマタだし。エース以外の2体をバラバラのパーツに分解してエースに取り付ける方式なので、合体の自由度自体はもっと高いかと思うんですけど、たぶん2号ロボ以降との合体まで視野に入れてるがゆえに、こういう形になってるだろうことは想像に難くない。
まあスーツのほうもアクションに不向きっぽいので、今後もメインのアクションはエースが、ここぞというところでの必殺技をオーが担当する形になるんでしょうね。


仮面ライダーフォーゼは、キャンサー退場でご機嫌の校長でしたが、新入生に正体バレかけてるとか、先々週のメテオさんばりに緊張感が抜けてしまってませんかw
そしてゲンちゃんはゲンちゃんで、変身中も含めると4回も投げ飛ばされてましたけど、これだけしつこくやるってことは、次回のクライマックスで投げられて受身を取る的な展開の前振りなのかな?それともあの子がライダー部に入って、定番のネタにする、とかなのか。
んでもって大杉先生がライダー部の顧問になるフラグびんびん、リュウセイ君も以前の学校を訪れるっぽいですが、はたしてどうなりますやら。


スマイルプリキュア!は、ちょうど4月1日だったりしてエイプリルフールネタだったのねん。次回予告からじゃ予想つかなかったわ。まあ教育的な内容ではありましたが、しかし改めて考えてみると、大事にならない、他愛の無い嘘で人を笑わせるのって、大人でもけっこう難しいよね。
やよいちゃんのお母さんも初登場でしたが中の人は氷上恭子さん。プリキュアのお母さん役としてはラブのお母さんに続いて2回目ですね。ちょっとビックリ。にしても、今回はピース当番回のはずなんだけどアイキャッチ・ED・エンドカードはマーチさんなのが謎。話の内容に関係なく話数を5で割った余りがいくつかで決めちゃってるのかしらね。
来週はあかねちゃんの家のお好み焼き屋さんが登場するようですが、なんだかモダン焼き食いたくなってきたわ。


機動戦士ガンダムAGEは、アセムくんXラウンダーを体験してみるの巻。その結果ウルフさんに諭されてXラウンダーへのこだわりを捨てる流れはいいんだけど、この展開もっと早い段階にやっとけよ、という。理屈の上では確かにゼハートやフリットへの感情がXラウンダーに対する劣等感に繋がってるというプロットなのはわかるんだけど、実際の描写が薄かったり説明不足だったりして単なるアリバイ仕事の見せ方になっちゃってるから、その劣等感をここまで引っ張ってきてても見てる側として特に実感が沸いたり共感が強まったりもしてきておらず、結果としてここまで引っ張ってきた意味が全く感じられないんだよね。こんな薄い描写で引っ張るくらいなら、適性試験の後に落ち込むまでの流れからすぐこの展開に繋げてサクッと済ませてればよかったのに、くらいの感じ。
あと、繰り返しになるけど、メガネっ子の話するぐらいならメインキャラの描写をもっと深めろよ、と改めて思った。マジシャンズ8なんかが急に登場したのも「敵側兵士の描写が少なくてつまらない」みたいな批判に応えてのことなのかもしれないけど、メインキャラの描写が手薄になってるところでそっちにまで手を伸ばすのは、余計に傷口を広げるだけでは?
にしても艦砲射撃だけであしらわれるデシルさん惨めすぎだろう。な〜んかこの小悪党ぶりのまま三世代目まで生き残って、「地球とベイガンで手を取り合おう」つー流れの中、それを邪魔する強硬的な武装勢力を率いた挙句、ラスボスとしてガンダムに倒されて平和が訪れました、みたいな展開だけは勘弁な。