スウェーデンも大変ね


日本の漫画が児童ポルノだとみなされて逮捕されてたスウェーデンの人も、無罪放免になって、その顛末について来日して取材を受けたんだとか。この件でもし有罪判決になってたら鬼の首を取ったかのようにまたぞろ規制推進派が勢いを増すだろう恐れがあっただけに、スウェーデン最高裁の賢明かつ妥当な判断に感謝するとともに、裁判を戦い抜いた氏に賛辞を送りたいと思います。
まあスウェーデンの警察の児童ポルノ捜査担当者からして「こんなん児童保護に繋がらないしむしろ足を引っ張られる」みたいなコメントしてたらしいから、心ある人からしたら全くナンセンスな起訴であるという認識だったようだけど(親権争いの中で相手方が裁判戦術として告発してきたのが発端らしいです)。


しかしこの人の話を聞くと、王妃がわざわざ出張って声高に主張する背景も見えてきますね。てかこの王妃は3年前にも某新聞社と組んで単純所持禁止キャンペーンやってたんだったわ。んでもって単純所持処罰化・架空表現規制に対する論点もその頃からいっさい変わっておらず、規制推進派はその点について未だ説得力ある主張・材料を出せてないという。ホントに規制推進派はずっと感情論ばっかで進歩しないのな。