キュンキュンすぎんぞ


聖闘士星矢Ωは、アムールさんかなり露骨に闇の小宇宙へ誘導してるのに、力の差が圧倒的過ぎて抗えない展開が新鮮だわ。ここまで力押しの策略ってなかなかないよねw
ただ他の蒼摩・龍峰・栄斗を足止めするためとは言え、ここでポッと出のキャラを4人も出されてもなあ、という感は否めない。マルス四天王だぜ強いんだぜ〜ったって、ここで倒され以後2度と出てこないザコ扱いなのは予想がつくし、だいたいフドウさんのところで似たようなことやってたじゃん、とも。なまじオリンポス神の名前を与えられているだけに、いやそんな安易な新キャラ登場いいんですか?と不安になるわ。
なんだかんだで再び闇の小宇宙を燃やすことになった光牙くんですが、もう1回おさえこんで光の側に戻る展開も能が無いので、闇の小宇宙もちゃんと扱えるようになる展開なのかね。闇の小宇宙をペガサスが持つと、光と闇が備わり最強に見える、的な。


バトスピは、ツルギの新スピリット、シャイニングドラゴンアークさん登場の巻。赤い地肌に銀のメカ・青と黄のアクセント、というデザインは、ますますグリッドマンくさくなったな〜という印象ですが、笑っちゃうほどアホみたいに強かった。キースピリットへのチャージ供給のために並べたスピリットが、キースピリットの能力で逆に力を得る、ってのは、個人的には割と好きなタイプのカードデザインですね。
お話のほうは、もう何度目かわからない、ブリンガー救出のための潜入でしたけど、新しいカードを手に入れたから成功ってのもねぇ・・・あれだけ今までくじいといて、キャラの成長とかまるで絡まないのが何とも。


ゴーバスターズは、偽レッドバスターが思いのほかカッコよかったですね。多対一でもヒロムたちを圧倒する強さもラスボスにふさわしい演出でしたし。
んでもって、ヒロムを叱責するリュウさんも、なかなか覚悟のほどが伺えてよかったです。エネトロンタンクの作業員がエンターに取り込まれちゃうのもそうだけど、犠牲が出る、ということに誤魔化しをしないのは、このシリーズの特徴ですね。
そして敵を別の場所に送り出すために押さえつける展開は、誰もが連想したようにエヴァ19話を思い出しますなwここへきて画面端の転送時間表示を使うのも熱い演出でした。
次回はいよいよ最終回ですが、メサイアのカードを取り出すためとてジンさんが犠牲になるのかならないのか、展開が全く読めないので期待が高まります。


仮面ライダーウィザードは、新商品ドラゴタイマー登場でビーストさん早速の陳腐化っぽいですが大丈夫か?ドラゴタイマー自体も、作中での演出こそ4対1でのフルボッコというケレンミ(?)がありますけど、玩具としてみたときの魅力がビミョ〜な気がしないでもない。まあオールドラゴンへの変身も控えてるみたいなので、それを見てから評価すべきかもしれませんが。
リンコちゃんは、口先ではファントムを信用したい的なことを言っておきながら、相手がフェニックスだと知るやドン引きってのも、手のひら返しとしてあるあるな感じ。このまま死亡フラグ扱いでフェニックスさんが退場してしまうのか、それともリンコちゃんとフェニックスの交流が続くのか、はたしてどうなるやら。


そして今日から始まった新番組、ドキドキ!プリキュアは、初回としてはまあまあよかったんじゃないでしょうか。ちょっと作画が荒れてるっぽいところもあったけど、新しいキャラデザに作画スタッフが馴染む期間も必要でしょうし、この時期は前シリーズのクライマックスとか映画のほうとかで作画リソースがいつもカツカツなのに加えこのシリーズ自体のバンクにも作画リソースを割く必要があって、そんな中で出来上がってきたものとしては十分なハイクオリティだったかと。放送前にカラー画稿を見たときには淡い色合いの印象があって、フレッシュっぽい淡白な色彩設計になるのかなと思いきや、日常パートはスマイル同様に割と濃い目の色合いだったのがちょっと意外でした。
マナちゃんのハイスペック世話焼きというキャラ付けはユニークではありますが、主人公として感情移入できるようにドラマを描くのは難しそうな印象でもあって、今後の脚本陣の仕事ぶり次第で評価が分かれるかも。変身後の口上のちょいドヤ顔っぽい感じが可愛くて好きです。
第1話において他のプリキュアが戦ってるところに加勢する形で変身するという展開はかなり新鮮でしたね。キュアハートの変身バンクより先にキュアソードの必殺技バンクがくるのかよ、という。
敵方の声優陣が豪華だったのも凄く驚きでした。今回の怪人=ジコチューは、ハートキャッチ同様に人柱を使って生み出される方式ですが、生み出す条件がかなり緩い印象で、実際初回から2匹出てくる大盤振る舞い。今までのプリキュアは多対一の戦いが多かったけど、本作では多対多の状況が増えるってことなのかしらね。
EDの3DCGの凄さも健在でよかったよかった。スマイルのEDが絵本ちっくなビジュアルをいかに3DCGに落とし込むか、という方向性だったのに対して、今回はスイート以前のダンスムービー路線に回帰してて、それでもクオリティだけは確実に向上してきてる。線画と遜色ないじゃん、ってくらいで、予算度外視ならこの3DCGでそのまま本編やっちゃえるんじゃね、と思いました。
次回を楽しみに待ちたいです。