コロネルさんマジ外道


リビアは本当に酷いことになってるようですね。群集を銃撃した病院を襲ったり、耳を疑うような情報が流れていますが。
これらの惨状を主導しているカダフィ大佐演説を行ないましたが、これを見るかぎり、当人は今回のデモについて、昨今の中東における政権転覆の機運を利用してリビアに親欧米的な政権を樹立するために欧米が画策したものだと決めてかかってるようです。もともと反欧米が政治的な信条な人だっただけに、わかりやすい反応ではありますが、しかしその信条を貫くための手段が暴力による民衆弾圧だってんでは擁護できる余地はこれっぽっちもない。陰謀論者に力を与えてはいけないという実例ですね。
そんな指導者に対して、高官の間からももう従うことはできないと離反する動きが出ているとのことで、やはり最終的には政権が転覆する結末になりそうです。とは言え、血が流れすぎだろ・・・。