実りある内容にしてほしいわ


虚淵先生がまどか☆マギカの脚本に関して東京都から辞退不可能な賞をもらうそうで、都の表現規制方針に不満な先生としてはこの機会を何か役立てられないかその際の配布冊子に載せるコメントを募集中だそうです。
あまり喧嘩腰でいくのもよくないとおとなしい内容の案を編集中のようですが、あまりおとなしくなってないようなwこの案ならプランBのほうがよいと思いますけど。


そんな中、またぞろ児童ポルノ単純所持の処罰化の法案が提出されたようで。何度目だよもうほんと。
このブログを読んでくださってる方には耳タコかもしれませんが、児童ポルノの単純所持を処罰対象にするのは善良な市民への悪影響も大きいですし、実際に海外では単純所持に関し冤罪などの酷い目にあってる人達が居るという理由で、私は児童ポルノ単純所持の罰則化には反対です。
現行法でも流通を処罰することはできているのだから、より被害を減らしたいのであれば製造を減らす方向を模索したほうがよくて、例えば、学校の授業において「自分の裸の写真を撮影し、それが他人の手に渡ったたりしたら、非常に多くの人に拡散されてしまう危険がある」ということを教えて、児童たちが自分自身で自衛したり過ちを犯したりしないような判断力を与える、等といった取り組みが有効でしょう。これまた何度も言ってるかもしれませんが、親や教師など児童に近しい者による児童への性犯罪が多いこともあるので、それが被害であると児童自身が認識できるような教育と、何かあったときに児童が頼れる先としての保護・救済機関(例えば児童相談所)の強化なども必要ですね。
「子供を守る」というお題目の政策論議で、なんでいつもこういう方向に話が進まないのか、不思議でしょうがないですわ。