簡単な仕事だけ?


PC乗っ取り事件において冤罪量産した警察・検察の醜態を忘れさせようとするがごとく、連日報じられている尼崎の事件ですが、こちらもまた警察の不作為によって規模が拡大したのではないか、というお話。
これら2つの事件は、対応手順のテンプレが決まってる事案は深く考えずテンプレ通りに進めることで積極的に事件化し、そうでない事案の事件化・捜査には消極的、という、ある意味コインの裏表のような印象を受けますね。その根本にあるのは、面倒なことはあまり深く考えたくない、という怠慢傾向のような気がします。
事件の解決のためとて大きな権限が与えられており、今なおその権限の拡大にご執心な感じのする警察官僚諸兄におかれましては、まずその権限の大きさに見合った捜査ができるよう組織を改善することからまず着手してもらいところです。